過去にニューテクノグループが共同研究を行い、学会発表を行った演題のご紹介です。
■演題
各地におけるカベアナタカラダニの所見日調査報告U
■内容
2018年の本調査では、2017年と比較して1〜2週間早く確認されましたが、これまでの桜開花時期と同じように、南から北上していく傾向を示しました。また、天候要因を除外し、気温の上昇パターンに着目して出現時期の推定するためには所見日前の7日間の気温が必要ということが分かりました。
■共同研究者名
城戸 毅・坂本定美・鈴木政道・神戸 隆・山本幸弘・高橋宏英
■学会名
第34回 日本ペストロジー学会 鹿児島大会
■発表年月

2018年11月
■演題
各地におけるカベアナタカラダニの所見日調査報告
■内容
カベアナタカラダニの初見日について、各地で調査を行った結果、桜の開花と同じように南ほど早く、北に行くほど遅くなる傾向を示しました。しかし、場所によっては逆行する地域も見られ、ばらつきがあると考えられます。
■共同研究者名
城戸 毅・坂本定美・三澤安広・神戸 隆・山本幸弘・高橋宏英
■学会名
第33回 日本ペストロジー学会 東京大会
■発表年月

2017年11月
■演題
一般家庭に発生・侵入する昆虫類
■内容
2014年8月〜2016年8月まで、全国の44家庭において月2回の昆虫相調査を行ったところ、屋内に設置されたトラップでは玄関とリビングで捕獲数が最も多く、捕獲された虫は屋外飛翔性昆虫が優占でした。
■共同研究者名
下元毅司・三澤安広・神戸 隆・恩田翔太・大野竜徳・城戸 毅
■学会名
第32回 日本ペストロジー学会 栃木大会
■発表年月

2016年11月
■演題
一般家庭に発生・侵入する昆虫類:途中経過報告
■内容
飼育動物のいる家庭では虫が多い傾向にあり、平均気温と捕獲数には正の相関が見られました。捕獲数は玄関、リビングの順で多く、コナチャタテは全ての場所で捕獲が多かくみられました。今後は地域や築年数、高層階、動植物の有無などについて分析していく予定です。
■共同研究者名
下元毅司・三澤安広・神戸 隆・恩田翔太・大野竜徳・城戸 毅
■学会名
第31回 日本ペストロジー学会 宮城大会
■発表年月

2015年11月
■演題
一般家庭に発生・侵入する昆虫類:予備調査報告
■内容
動物や子どものいる家庭では虫が多く、特にコナチャタテがその多くを占めていることが分かりました。
■共同研究者名
下元毅司・三澤安広・神戸 隆・恩田翔太・大野竜徳・城戸 毅
■学会名
第30回 日本ペストロジー学会 新潟大会
■発表年月

2014年11月
■演題名
ライトトラップの反射光が昆虫類の誘引に及ぼす影響
■内容
ステンレス板とガラスの反射光による虫の誘引限界距離については、3m以上ではライトトラップに反射した紫外線はほとんど到達していない傾向があることが分かりました。
■共同研究者名
和栗伸伍、金澤友和、大野竜徳、神戸 隆、 江川和宏
■学会名
第29回 日本ペストロジー学会 岐阜大会
■発表年月

2013年11月
■演題
ブラックライトから放出された光に反射する光の誘虫性について
■内容
捕虫用ブラックライトの反射光に虫が誘引されることがありますがが、ガラス、ステンレス板などのように表面に光沢があり、光の反射量が高い素材ほど誘引されやすい傾向があることが分かりました。
■共同研究者名
和栗伸伍、三澤安広、神戸 隆、大野竜徳、江川和宏
■学会名
第28回 日本ペストロジー学会 兵庫大会
■発表年月

2012年11月
■演題
工場の天井裏で採取された虫
■共同研究者名
高橋宏英、丹野史典、田辺堅太郎、曾我 浩、和栗伸伍、江川和宏
■学会名
第25回 日本ペストロジー学会
■発表年月

2009年10月
■演題
チョウバエに付着している菌類について
■共同研究者名
和栗伸伍、丹野史典、田辺堅太郎、曽我 浩、高橋宏英、江川和宏
■学会名
第23回 日本ペストロジー学会
■発表年月

2007年10月